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PINK FLOYD/Wish You Were Here 

floyd


1975年発表作品。

邦題「炎 ~あなたがここにいてほしい~」

評価:AAA

1.Shine On You Crazy Diamond (Part 1) /クレイジーダイアモンド(第1部)
2.Welcome To The Machine /ようこそマシーンへ
3.Have A Ciger /葉巻はいかが
4.Wish You Were Here /あなたがここにいてほしい
5.Sine On You Crazy Diamond (Part 2) /クレイジーダイアモンド(第2部)


前作「狂気」は空前絶後のスケール感を持った、歴史的なコンセプト・アルバムだった。その一方で本作はトータルで26分を超える大作Shine On You Crazy Diamondの間に内省的な小作品が3曲収めらている、随分と小ぶりなアルバムになってしまったがため発表当初は多くのファンが肩すかしを喰らったようだ。しかし、Part 1で聴かれるデヴィッド・ギルモアの味わい深いギターソロ、Welcome To The Machineでのアコースティックギターとシンセサイザーの不気味なアンサンブル、Wish You Were Hereの内省的かつ淡々とした美しさ、そしてPart 2で蘇る前半のデヴィッド・ギルモアの熱いギタープレイと、デヴィッド・ギルモアのギターに重点を置いた無駄がなく、素朴さ故に生まれた美しさを感じさせるアルバムである。個人的には最高傑作。

本作は今は亡きシド・バレットに捧げられたアルバムとされている。今日2008年7月7日は、シド・バレットの2周忌である。多くの才能を持ちながら、精神を病み、俗社会から消え去った彼の彷徨える魂に・・・ 今日はこのアルバムを。

R . I .P Syd Barret

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ROYAL HUNT/Colision Course 

royal hunt


08年発表作品。

評価:85

1.Principles Of Paradox
2.The First Rock
3.Exit Wound
4.Divide And Reign
5.High Noon At The Battlefield
6.The Clan
7.Blood In Blood Out
8.Tears Of The Sun
9.Hostile Breed
10.Chaos A.C.


ジョン・ウェスト脱退により、マーク・ボールズを迎えて制作された9th。97年に発表されたバンドを代表する名作「Paradox」の続編だけあって、話題性は充分。近年の作品の延長線上にあるような音像で、ヘヴィなギターとアンドレの混沌としたレーザービームのようなキーボードや、分厚くオーケストレーションのようなキーボードが全体を交錯。正直、曲間に挿入される「Paradox」(以下、1)で使われたフレーズ以外の、どこに繋がりをどこに見出せばいいのか分らないほど、1との関連性は希薄。よって、音像は極めて近年の傾向ともいえるヘヴィ路線。マーク・ボールズのボーカルは単純に素晴らしいのだけれど、没個性的で彼でなくてはダメだった!というモノは感じられず、終始そつなくこなしてしまった感もあり(音数が多すぎて、メロディが埋もれてしまっているような・・・)そして、ドゥギー・ホワイトや初代ボーカリストのヘンリック・ブロックマン等のゲスト参加ボーカリストも、よ~く聴いてないとわからないレベルでしか登場していないので、最初からいないモノだ思って聴いても印象はあまり変わらない。Paradoxの名を冠したことで、ハードルが上がってしまったのは事実だが・・・・・ バンド史上、最も濃厚濃密で悪くはないんだけど・・・ 「おっ!」と思った瞬間が最後の最後に1収録のTime Will Tellのコーラス~同じく1収録のLong Way Homeで終わる部分くらいだったからなァ。

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ROYAL HUNT/Paper Blood 

rh


05年発表作品。

評価:87

1. Break Your Chains
2. Not My Kind
3. Memory Lane
4. Never Give Up
5. Seven Days
6. SK 983
7. Kiss of Faith
8. Paper Blood
9. Season's Change
10. Twice Around the World


長年、バンドの屋台骨を支え続けたヤコブ・キエールとスティーヴ・モーゲンセン脱退に伴い解散の危機に瀕したバンドが起死回生を狙い制作された8th。新加入のギタリスト、マーカス・イデルの早弾きメインのギターと、ひさしぶりにアンドレのキーボードが唸りを挙げている。1曲目から音の洪水と言わんばかりの、濃密な展開。普遍的なヘヴィメタルにアンドレ色を足した表題曲なんて素直にカッコいい。アンドレはこのアルバムを制作する前に、解散の意志があることも雑誌のインタビューで明かしており、そのような状況から、このくらいのレベルのアルバムを作ったのはさすがだと思う。ただし、楽曲によっては出来、不出来がはっきりしていて、十二分に満足は出来ないけれど・・・このメンバーでの次回作はとても楽しみに思えた・・・(結局、ジョン・ウェストが脱退してしまったから、このメンバーでの作品はもう聴けないんだけど・・・)

ROYAL HUNT/Eyewitness 

rh


03年発表作品。

評価:82

1.Hunted
2.Can't Let Go
3.The Prayer
4.Edge Of The World
5.Burning The Sun
6.Wicked Lounge
7.5th Element
8.Help Us God
9.Game Of Fear
10.Eye Witness

Moving Taraget以来、1曲1曲が完全に独立している7th。発表前にアンドレは「これまでとは全く異なる作品になるだろう」と発言し、ファンをハラハラドキドキさせつつも、蓋を開けてみればいつものROYAL HUNT。1st~の集大成的な内容で、いつもと違うアレンジの中にも(特にギターがヘヴィになった)初期を彷彿させるようなフレーズを散りばめ、ここ数作の中では最もアグレッシヴな作品に仕上がっている。Far Awayの続編とも言えるパイプオルガンの響きが美しいThe Prayerや、アンドレ曰くMartial Artsの兄貴分という、インストの5th Element等がその代表。前途したアンドレの「全く異なる」というのは、ジャズ風のWicked Loungeくらいのもんである。全曲平均点以上ではあるけど、これだ!という楽曲がなく散漫な印象がしなくもなく、とてもじゃないけど初心者にはおススメ出来ないコアなファン向けな1枚。

ROYAL HUNT/The Mission 

rh


01年発表作品。

評価:89

1. Take Off
2. The Mission
3. Exit Gravity
4. Surrender
5. Clean Sweep
6. Judgment Day
7. Metamorphosis
8. World Wide War
9. Dreamline
10. Out Of Reach
11. Fourth Dimension
12. Days Of No Trust
13. Total Recall


レイ・ブラッドリーの小説「THE MARTIAN CHRONICLES」をモチーフに制作された6th。1分~2分の小曲と5分~6分の楽曲が交互にやってきて、Paradox~と同様に曲間なしだが、音質が前2作とは明らかに違う。The Missionのイントロのドラムを聴いた時点で、どこか近未来的な雰囲気やデジタル風な色調を感じさせる。確実にそれまでの威厳漂う雰囲気とは、一線を画す実験的な作品である。それでいながら、メロディラインやアレンジには、確実に往年のROYAL HUNT節が生きているし、ジョン・ウェストも完全にバンドにフィットし素晴らしいボーカルを聴かせてくれる。特にSurrenderは名曲Last Goodbyeにもひけを取らない内容。アンドレのキーボードは一歩下がって、ギターとベースが前面に出てきたのも、このアルバムからだろうか。ROYAL HUNTの作品としては、最も浮いている(?)作品には違いないが、それまでと全く違う内容でこれだけのモノを作れるんだからアンドレの才能には脱帽。

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