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ROYAL HUNT/Fear 

rh


99年発表作品。

評価:80

1.Fear
2.Faces Of War
3.Cold City Lights
4.Lies
5.Follow Me
6.Voices
7.Sea Of Time

DCクーパーが脱退し、元ARTENSIONのボーカリスト、ジョン・ウェストを迎えて制作された5th。恐怖をテーマにしたトータルコンセプトアルバムで、基本的な路線は前作とほぼ同様。むしろ、前作以上に大作志向が強まり、アタマっから4分のイントロは長過ぎるしくど過ぎる気が・・・ DCが歌うことを想定して作っていただけに、塩辛いジョン・ウェストのボーカルにはあまりに違和感がありすぎる。バンド史上最も不幸なアルバムだろう。


ROYAL HUNT/Paradox 

rh


97年発表作品。

評価:94

1. The Awakening
2. River Of Pain
3. Tearing Down The World
4. Message To God
5. Long Way Home
6. Time Will Tell
7. Silent Scream
8. It's Over


バンドとして初となるコンセプト・アルバムの4th。テーマは「人間と神の関係」というだけあって全体的にミドルテンポの重い曲調がメイン。曲間無しで絶望と悲壮感が交差する音像の中にも、さり気ないフックや随所に美しいメロディが埋め込まれており、アンドレ・アンダーセンのアレンジ能力の高さにはひたすら驚愕。そのアンドレのキーボードも、前作で伏線のあったストリングスを意識したような重厚なサウンドと、初期2枚最大の魅力とも言えるキラキラとした華麗なキーボードを使い分けて、アルバムの世界観を完璧に演出。特に大作Time Will Tellのラストの宗教歌的なコーラス~Silent Screamのイントロへの流れは、北欧史上最重要な展開と言っても過言ではない。正直、2を聴くまでは「見せ場はあるけど、なんとも抑揚に欠けるアルバム」だと思いこんでいて、これが最高傑作という声には疑念を感じていたんだけど、改めて聴くと凄い。DC在籍時のアンドレは、まさに鬼才・・・・・・


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ROYAL HUNT/Moving Target 

rh


95年発表作品。

評価:96

1.Last Goodbye
2.1348
3.Makin' A Mess
4.Far Away
5.Step by Step
6.Autograph
7.Stay Down
8.Give It Up
9.Time

ヘンリック・ブロックマン解雇により、アメリカ人ボーカリストのDC・クーパーを迎えて制作された3rd。声質、声域、表現力、すべてに於いて前任者を上回るDC加入にアンドレも相当刺激を受けたのか、鬼神が乗り移ったかの如く名曲を量産。北欧史上最強のキーボードを刻み込むLast Goodbyeを筆頭に、音の洪水が津波のように襲ってくるMakin' A Mess、阪神大震災で傷ついた人たちに贈られたメッセージソングFar Away、DC加入の影響によって生まれたであろうアメリカン・グルーヴィーなStep By Step、そしてラストは哀愁のスピード・チューンTime。アンドレのキーボードは本作より、ストリングス的なアレンジが目立つようになり、それ故に楽曲のそこかしこから威厳を感じさせる作りになっている。バンドの世界観、表現力は飛躍的に上昇。1st、2ndも確かに優れた内容だったが、それが霞んでしまうほどの圧倒的名盤。本作によってROYAL HUNTは完璧なオリジナリティを確立。個人的にはバンドの最高傑作だと信じて疑わない。


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ROYAL HUNT/Crown In The Mirror 

royal hunt


94年発表作品。

評価:86

1. Intro/Wasted Time
2. Ten to Life
3. On the Run
4. Clown in the Mirror
5. Third Stage
6. Bodyguard
7. Legion of the Damned
8. Here Today, Gone Tomorrow
9. Bad Blood
10. Epiloque


ギターのヘンリック・ヨハンセン脱退に伴い、ヤコブ・キエールが参加しNYで制作された2nd。アメリカの商業性にも毒されることなく、1st以上に北欧独特の透明感を増し、バンドのレベルアップに成功。基本的な部分では何も変わっていない。全曲が非の打ち所なしとは言えないが、全曲平均点以上で充分楽しめる好盤。中でもバラードの出来は他の群を抜いており、Crown In The Mirror、Epilogueは珠玉の出来。ただ、難点をつけるとすれば、楽曲の完成度の高さに対して、抑揚の乏しいヘンリック・ブロックマンのボーカルでは役不足という所だろうか。要は1stでの荒々さは、楽曲そのものにマッチしていて良かったが、アンドレの才能がより開花していくと同時に、彼のボーカルでは世界観の表現に限界が垣間見えてしまうという事である。結果的にはヘンリック・ブロックマンは、このアルバムを最後に解雇されてしまうが・・・ 


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ROYAL HUNT/Land Of Broken Hearts 

rh


92年発表作品。

評価:A

1. Running Wild
2. Easy Rider
3. Flight
4. Age Gone Wild
5. Martial Arts
6. One by One
7. Heart of the City
8. Land of Broken Hearts
9. Freeway Jam
10. Kingdom Dark


アンドレ・アンダーセン率いるROYAL HUNTの記念すべき1st。基本的にはネオクラシカルなんだけど、1stだけあって、昨今の作り込み過多とも感じられる作品からすると、随分と薄っぺらく感じてしまう事もなくはないが、この時点でアンドレの作曲センスは非凡。初期の名曲として名高いFLIGHTのクラシカルなキーボードと、メロディアスな歌メロは北欧メタル好きには一撃必殺のキラーチューン。Martial Artsはプロレスラーの蝶野正洋の入場テーマ曲としても有名(個人的にはバンドを知る前から、蝶野が好きだったのでかなり思い入れが深い!!)Heart Of The City~Land Of Broken Heartsで山場を作り、インストを挟んでまたまた初期の名曲Kingdom Darkでフィニッシュ。まるでポール・ディアノのようなヘンリック・ブロックマンの感情剥き出しボーカルも、デビュー仕立てのバンドにありがちな若さと衝動性を感じさせてくれるようでOK。

前途したように全体的に薄っぺらいプロダクションには違いないけれど、逆に昨今の作り込み過多な作品は疲れる・・・という方には、ある意味打ってつけの1枚ではないだろうか。


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